県の承認と許可を受けた薬局に限り、薬局自らが製造した医薬品を販売することができます。
薬局が、いわばメーカーとして製造し販売する医薬品を薬局製剤(法令上は「薬局製造販売医薬品」)といい、現在429品目が指定されています。
薬局製剤は、薬局内の設備及び器具をもって製造し、提供するため、その薬局でしか手に入れることのできない価値ある医薬品なのです。原材料の規格や、製品の試験方法も厳格に定められており、品質と安全性が確保されています。
萬屋薬局本店では、薬局製剤として各種漢方煎薬を製造しています。薬剤師がお客さまの体調や症状をお伺いし、一人ひとりの症状に合った漢方煎薬を調製し、1日分ずつ小袋やティーバッグに分けてお渡しします。
ご希望により、漢方薬自動煎じ機による漢方薬の煎じと1回服用分のパック詰めサービスを行うこともできます。ぜひご利用ください。
漢方処方による軟膏としては、ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷、痔核による疼痛などに大変効果のある「萬屋薬局紫雲膏(しうんこう)」も本店で製造販売しています。ぜひおためしください。